宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 3/19 07:44 更新 太陽風の速度は300km/秒に下がっています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は300km/秒へ下がり、更に低速の風になっています。 磁場強度も、3nTとやや弱まった状態です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 太陽の中央部にコロナホールが広がっています。 この領域の影響がやって来ると思われる21〜22日頃まで、 太陽風は穏やかに推移しそうです。 太陽風磁場の南北成分は、北向きになっている時間が長く、 太陽風の速度が下がっていることもあり、 磁気圏はとても穏やかです。 AE指数はほとんど変化がなく、 一時的に磁場が南を向いた時間帯に、 200nTの小さい変化が起きた程度です。 太陽もとても静かな状態が続いています。 今日も可視光写真には黒点は見られず、 X線グラフも変化がありません。 今月の無黒点の日数は、今日で14日になりそうです。 4月初めのWDC-SILSOの報告を待つことになりますが、 3月の無黒点の日数はどこまで伸びるのでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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