宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 3/14 14:44 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。磁気圏は静穏です。 担当 篠原 太陽風は、340km/秒と低速の風が続いていましたが、 今日の昼、14日13時(世界時14日4時)頃に少し高まって、 390km/秒と平均的な速さに上がっています。 変化としては小さいものです。 27日周期の図の前周期を見ると、 2月16日に速度が平均的な値に上がっています。 今回の変化はこれにつながるのか、再び低速の風に戻るのか、 今後の変化に注目して下さい。 太陽風の磁場強度は、3〜4nTとやや弱まった状態です。 南北成分は北寄りの傾向に変わっていて、 磁気圏はとても穏やかになっています。 AE指数のグラフは、変化がほとんどありません。 太陽は、今日も黒点は見られず、 X線グラフも変化がありません。 NOAAの報告では、3月に入って無黒点の日は9日目です。 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES15(青線)も10,000の線を割りました。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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