宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 3/15 13:21 更新 太陽風は低速風に戻っています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日のニュースの後にすぐ速度が下がり、 320km/秒の低速風に戻っています。 昨日の速度の高まりは、一時的な変化でした。 磁場強度は、3nTと弱まった状態が続いています。 南北成分は、振れ幅は小さいですが南寄りになっています。 このため、磁気圏では小規模の活動が続いているようで、 AE指数は、200nTの小さい変化が長い時間発生しています。 アラスカ、フェアバンクスのオーロラカメラの様子を紹介します。 ただし、AE指数は100nTと小さい変化の時間帯で、 オーロラの光も弱く見えます。 27日周期の図を見ると、 前周期は、明日に相当する2月17日から 太陽風の速度が高まっています。 今回はSDO衛星AIA193の写真にコロナホールは見られず、 今後の太陽風への影響はどうなるでしょうか。 太陽は、SDO衛星の可視光写真を拡大すると、 とても小さい黒点が見えています。 掲載の可視光写真にも微かに見えています。 今後、拡大するでしょうか。 X線のグラフは全く変化がなく、太陽はとても静かです。 アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時14日10時半〜12時に撮影されたオーロラ。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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