宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 3/11 07:58 更新 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は更に下がり、 430km/秒と平均的な速さに戻っています。 地球は高速太陽風の領域を通り抜けました。 磁場強度は、5nTから3nTヘ下がり、 やや弱くなっています。 南北成分は、グラフの前半は南寄り、 後半は0nT付近です。 この南寄りの時間帯に対応して、 AE指数のグラフは、 500〜1000nTの中規模の変化が発生しています。 高速太陽風が終わって、 今後は、磁気圏の活動も次第に弱くなっていくでしょう。 27日周期の図を見ると、前周期は2月15日まで低速の太陽風が続き、 16日から再び速度が高まっています。 今回も、これからしばらくは穏やかな太陽風が続きそうです。 その後、速度の高まりがやって来るかどうかですが、 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 高速風をもたらすコロナホールが小さくなっている様です。 太陽風への影響も弱くなっている可能性があります。 太陽は、今日も黒点はなく、 とても穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、減少し始めていて、 GOES13(赤線)は、10,000を割りそうです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |