宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:00)
太陽フレアは静かです。
太陽風南向き磁場がやや強くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/12 --- ---
3/11 --- ---
3/10 --- ---

黒点  3/12 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:07 424 -4.3
-2 h 408 -3.2
-4 h 396 -1.2
-6 h 383 -2.6
-8 h 388 -2.5
-10 h 382 -0.5
-12 h - -

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
3/12 0.4 4x10^4
3/11 0.4 2x10^4
3/10 0.5 5x10^4
3/ 9 0.4 8x10^4
3/ 8 0.4 1x10^5

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 3/ 7 13:29 高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。太陽は無黒点です。
2017/ 3/ 8 13:19 高速太陽風は550km/秒まで下がっています。磁気圏は活動的です。
2017/ 3/ 9 13:32 550km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏の活動も活発です。
2017/ 3/10 15:41 高速太陽風は500km/秒まで下がってきました。
2017/ 3/11 07:58 太陽風は平均的な速度に戻っています。太陽は無黒点が続いています。
最新のニュース

2017/ 3/12 12:00 更新
太陽風は平均的な状態です。磁気圏はやや活動的です。

担当 篠原

太陽風は、400km/秒と平均的な速さで安定しています。
磁場強度は、3nTに少し弱まっていましたが、
今朝くらいから、5nTと平均的な値に戻っています。
セクターの境界を越えつつある様で、
27日周期の図を見ると、「T」から「A」に変わろうとしています。

太陽風磁場の南北成分は、
太陽風のグラフの後半から南寄りの傾向が強まり、
-3nTから-5nT程度の南向き磁場が続いています。

これに伴って磁気圏の活動もやや高まっていて、
AE指数のグラフは、後半から500nT前後の変化が続いています。
世界時11日20時半頃のオーロラの様子を、
南極、昭和基地の全天カメラの動画で紹介します。
満月に近い明るい夜空ですが、オーロラの光が空全体を飾っています。


27日周期の図の前周期のグラフでは、
2月17日から次の高速太陽風が始まっています。
周期性で考えると、3月16日頃に回帰が予想されますが、
SDO衛星AIA193の写真を見ると、
コロナホール広がりが以前の周期からだいぶ変わっています。

今日の2枚目の図は、
過去(左・中)と現在(右)の太陽コロナの様子です。
左端の写真では、太陽の中央部に弓状に
コロナホールが大きく広がっていましたが、
中央の写真では広がりが小さくなり、
右の現在の写真では、ほとんど見えなくなっています。

この変化に伴って、今後の太陽風の様子が変化する可能性があります。
3月16日以降の高速風の回帰がどの程度になるのか、
今週の後半に注目してください。


太陽は、今日も無黒点です。
NOAA/SWPCの報告では、3月7日以降、6日連続で無黒点です。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES13、15ともに10,000を超えています。
太陽風が穏やかになり、ゆっくりと減少していくでしょう。



南極の昭和基地で、世界時11日20時半頃に撮影されたオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。