宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:29)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 7 --- ---
3/ 6 --- ---
3/ 5 --- ---

黒点  3/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:25 600 -1.3
-2 h 597 -1.4
-4 h 591 +0.0
-6 h 593 -0.1
-8 h 616 -1.1
-10 h 610 -2.0
-12 h 595 +0.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^4
3/ 7 0.4 8x10^4
3/ 6 0.4 8x10^4
3/ 5 0.5 6x10^4
3/ 4 0.5 2x10^4
3/ 3 0.4 8x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 3/ 2 08:07 高速太陽風が到来し、700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。
2017/ 3/ 3 09:41 600km/秒を超える高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も活発です。
2017/ 3/ 4 08:03 高速太陽風が続き、磁気圏の活動も活発に続いています。
2017/ 3/ 5 07:43 650〜700km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
2017/ 3/ 6 13:45 太陽風は630km/秒とかなり高い速度を保っています。磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2017/ 3/ 7 13:29 更新
高速太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。太陽は無黒点です。

担当 篠原

太陽風は、高速の風が続いていますが、
速度はゆっくりと低下していて、昨日の630km/秒から、
現在は580km/秒ほどに下がっています。

27日周期の図の前周期の太陽風のグラフは、
既に500km/秒近くまで下がっています。
高速風の開始が遅れたのと同様に、
終わりのタイミングも遅れることになりそうです。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。
南北成分は、頻繁に南北に振れ、
磁気圏の活動は高まった状態が続いています。
AE指数のグラフは、800nTや1000nTを超える変化も発生しています。

昨日に続いて、アラスカ・フェアバンクスのオーロラの様子を、
オーロラカメラの動画で紹介します。
世界時6日9〜14時の変化で、
AE指数では、800nTの高まりが発生している時間帯です。

太陽風の速度は、この後も次第に低下して、
2日後くらいには高速の太陽風は終わりを迎えそうです。


太陽は、今日も無黒点です。
X線グラフも変化がなく、太陽はとても穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
昨日と同程度に高まっています。
高速太陽風は終わりに近づいている様子なので、
高エネルギー電子も、今後は低下に向かいそうです。



アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時6日9〜14時に撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。