宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 3/ 6 13:45 更新 太陽風は630km/秒とかなり高い速度を保っています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 昨日のニュースの後、 太陽風の速度は600km/秒近くに下がりましたが、 午後に入って再び650km/秒に高まり、 その後、現在にかけて630km/秒前後を推移しています。 600km/秒台の高速風は、ここまで4日半にわたって続いています。 太陽風の磁場強度は、4〜5nTの状態が続いています。 南北成分は、北寄りになったり、南寄りになったりしながら変化が続き、 磁気圏の活動も高まった状態が続いています。 オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 500〜1000nTの中規模の変化が連続的に発生しています。 世界時5日9〜12時のオーロラの様子を、 アラスカ・フェアバンクスのオーロラカメラの動画で紹介します。 AE指数が800nT程度に高まっている頃の変化です。 27日周期の図では、 前周期の高速太陽風も、速度が低下しているタイミングになりました。 今回もそろそろ終わりに向かう頃でしょう。 太陽は、掲載の写真では黒点は見えなくなっています。 X線のグラフも静かです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 10,000を超えて高まった状態が続いています。 ピークの値としては昨日を上回っているようですが、 明日はどうなるでしょうか。 アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時5日9〜12時に撮影されたオーロラ。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |