宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:45)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
3/ 6 --- ---
3/ 5 --- ---
3/ 4 --- ---

黒点  3/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
2641 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:34 629 +2.5
-2 h 634 -0.1
-4 h 638 -1.5
-6 h 632 -0.2
-8 h 647 -2.8
-10 h 626 -1.4
-12 h 631 -2.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^4
3/ 6 0.4 8x10^4
3/ 5 0.5 6x10^4
3/ 4 0.5 2x10^4
3/ 3 0.4 8x10^4
3/ 2 0.3 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
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TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
宇宙天気用語集
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 3/ 1 13:37 太陽風の速度は平均的な状態です。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2017/ 3/ 2 08:07 高速太陽風が到来し、700km/秒に高まっています。磁気圏の活動も活発です。
2017/ 3/ 3 09:41 600km/秒を超える高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も活発です。
2017/ 3/ 4 08:03 高速太陽風が続き、磁気圏の活動も活発に続いています。
2017/ 3/ 5 07:43 650〜700km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2017/ 3/ 6 13:45 更新
太陽風は630km/秒とかなり高い速度を保っています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

昨日のニュースの後、
太陽風の速度は600km/秒近くに下がりましたが、
午後に入って再び650km/秒に高まり、
その後、現在にかけて630km/秒前後を推移しています。
600km/秒台の高速風は、ここまで4日半にわたって続いています。

太陽風の磁場強度は、4〜5nTの状態が続いています。
南北成分は、北寄りになったり、南寄りになったりしながら変化が続き、
磁気圏の活動も高まった状態が続いています。
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
500〜1000nTの中規模の変化が連続的に発生しています。

世界時5日9〜12時のオーロラの様子を、
アラスカ・フェアバンクスのオーロラカメラの動画で紹介します。
AE指数が800nT程度に高まっている頃の変化です。

27日周期の図では、
前周期の高速太陽風も、速度が低下しているタイミングになりました。
今回もそろそろ終わりに向かう頃でしょう。


太陽は、掲載の写真では黒点は見えなくなっています。
X線のグラフも静かです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
10,000を超えて高まった状態が続いています。
ピークの値としては昨日を上回っているようですが、
明日はどうなるでしょうか。




アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時5日9〜12時に撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。