宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 3/ 5 07:43 更新 650〜700km/秒の高速太陽風が続き、磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの後、再び700km/秒に高まり、 今日に入る頃に、650km/秒へ下がるという変化をしています。 磁場強度は、4〜5nTと平均的な値ですが、 少し弱まり始めている印象です。 太陽風の速度のグラフは、最後に620km/秒へ下がっています。 高速太陽風は後半に向かっていると考えられるので、 速度はこのまま下がっていく可能性があります。 太陽風磁場の南北成分は、南北両方に変化しています。 このため、磁気圏の活動は強まった状態が続き、 AE指数は、300〜800nTの小中規模の変化が続いています。 こちらの変化の高まりも、速度が高まっている間のことなので、 残りの期間、注目してください。 太陽は、今日も黒点は見えないようです。 X線グラフの変化も特になく、穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 2機のGOES衛星とも、数万に高まった状態です。 27日周期の図の前周期のグラフのように、 今後の減少はゆっくり進む可能性があります。 種子島ロケットコンテストは、 昨日の講演会・Workshopで無事に終了し、 今日の高速船で鹿児島に帰ります。 今日は朝から雨で、島内の観光は行きにくくなりましたが、 一昨日が好天でしたのでとても満足です。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |