宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 2/27 10:10 更新 太陽風の速度は380km/秒に下がり、やや低速になっています。 担当 篠原 昨日のニュース以降も、太陽風の速度は低下が続き、 昨日の480km/秒から、現在は380km/秒まで下がっています。 高速太陽風は終わり、やや低速の風になりかけています。 太陽風の磁場強度は、 3〜4nTとやや弱まった状態で安定しています。 南北成分は北向きに変化している時間帯が長く、 磁気圏はとても静かになっている様で、 AE指数は、小さい変化が所々に見えている程度です SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南半球にコロナホールが広がり、 明後日くらいから、 この領域の影響で太陽風が強まりそうです。 太陽では、東側(左側)に現れた黒点に、 2640群と番号が付けられています。 2640群の黒点は、昨日よりも少し大きくなっています。 また、Bクラスの小さいフレアを起こしています。 更に活発化するかどうか、注目してください。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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