宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 2/25 09:44 更新 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 昨日の昼に、630km/秒まで高まった太陽風の速度は、 その後はゆっくりと低下して、 現在は570km/秒になっています。 高速の状態は、現在も続いています。 太陽風の磁場強度は、 速度が上がりきった頃に10nTから5nTヘ急に下がり、 その後は、ほとんど安定していますが、 現在は4nTとやや弱くなりかけているようです。 今回の高速太陽風の領域は、後半に入っているようです。 磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数は、1000nTを超える大規模な変化を含め、 500nTを超える変化が度々発生しています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南半球を南北に延びる広いコロナホールが、 太陽の中心部に近付いています。 4日後くらいから影響が始まりそうです。 一方、27日周期の図では、 前周期は1月31日から高速風が始まっていて、 単純に27日後と考えると、明日、26日に相当します。 前周期との違いも含めて、到来のタイミングに注目して下さい。 太陽は、西側の南半球に新しい黒点が出現しています。 2638群は活動が弱まってきたようで、 X線グラフの変化は少なくなっています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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