宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:44)
昨日、C1.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/25 --- ---
2/24 05:17 C1.3
2/23 --- ---

黒点  2/25 (NOAA)
磁場 フレア
2638 5 β C1
2639 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:34 566 +0.3
-2 h 564 -1.2
-4 h 566 +0.8
-6 h 577 +1.3
-8 h 588 +0.0
-10 h 607 +1.0
-12 h 614 -1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 1x10^3
2/25 0.4 1x10^3
2/24 0.4 6x10^2
2/23 0.4 1x10^3
2/22 0.4 3x10^3
2/21 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 2/20 13:11 太陽の中心部でフィラメント噴出が発生しました。高速の太陽風は続いています。
2017/ 2/21 15:15 Bクラスの小さいフレアが増えています。太陽風はやや高速です。
2017/ 2/22 11:32 太陽風は平均的な速さです。この後、高速風が始まりそうです。
2017/ 2/23 13:24 C4.1の小規模フレアが発生しました。
2017/ 2/24 08:12 高速の太陽風が到来し、速度は600km/秒まで高まっています。
最新のニュース

2017/ 2/25 09:44 更新
高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。

担当 篠原

昨日の昼に、630km/秒まで高まった太陽風の速度は、
その後はゆっくりと低下して、
現在は570km/秒になっています。
高速の状態は、現在も続いています。

太陽風の磁場強度は、
速度が上がりきった頃に10nTから5nTヘ急に下がり、
その後は、ほとんど安定していますが、
現在は4nTとやや弱くなりかけているようです。

今回の高速太陽風の領域は、後半に入っているようです。

磁気圏の活動も高まっていて、
AE指数は、1000nTを超える大規模な変化を含め、
500nTを超える変化が度々発生しています。


SDO衛星AIA193の太陽写真では、
南半球を南北に延びる広いコロナホールが、
太陽の中心部に近付いています。
4日後くらいから影響が始まりそうです。

一方、27日周期の図では、
前周期は1月31日から高速風が始まっていて、
単純に27日後と考えると、明日、26日に相当します。
前周期との違いも含めて、到来のタイミングに注目して下さい。


太陽は、西側の南半球に新しい黒点が出現しています。
2638群は活動が弱まってきたようで、
X線グラフの変化は少なくなっています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。