宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 2/23 13:24 更新 C4.1の小規模フレアが発生しました。 担当 篠原 昨夜、22日22時(世界時22日13時)に、 2638黒点群でC4.1の小規模フレアが発生しました。 Cクラスに達するフレアの発生は、 2月9日のC1.1以来、13日ぶり、 C4に達する規模のフレアは、 1月21日のC6.1以来、およそ1か月ぶりです。 SDO衛星AIA131による動画を掲載します。 2638群では、この他にも小さい活動が頻繁に起きています。 引き続き、フレアの発生に注目してください。 太陽風は、速度が380km/秒まで下がり、 やや低速の状態になっています。 磁場強度は、7nTとやや強まった状態から、 グラフの最後では、10nT近くまで強まりかけています。 SDO衛星AI193の太陽の西側(右側)に見える コロナホールの影響が、近づいていると考えられ、 磁場の強まりはその始まりを示しているのかもしれません。 今後の太陽風の推移に注目してください。 太陽風磁場の南北成分は、0nT付近を中心に、 南に振れたり、北に振れたりしています。 このため、AE指数のグラフも、 300〜800nTの小中規模の変化が数時間毎に発生しています。 SDO衛星AIA193では、 東端近くにもコロナホールが見えています。 こちらは、これから3日ほどかけて太陽の中心部に進み、 更にその3日後くらいから高速の太陽風を地球にもたらすでしょう。 27日周期の図では、 前周期は1月31日に高速風が始まっています。 今回は少し遅れて、2月28日、3月1日あたりでしょうか。 2638黒点群で発生したC4.1の小規模フレア。SDO衛星AIA131。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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