宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (08:12)
今日、C1.3の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/24 05:17 C1.3
2/23 --- ---
2/22 22:02 C4.1

黒点  2/23 (NOAA)
磁場 フレア
2638 7 β C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
08:04 586 +0.2
-2 h 612 +5.1
-4 h 539 +1.9
-6 h 537 +0.0
-8 h 528 -2.2
-10 h 475 +2.8
-12 h 455 +1.7

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
08:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^2
2/24 0.4 6x10^2
2/23 0.4 1x10^3
2/22 0.4 3x10^3
2/21 0.4 3x10^3
2/20 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
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Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 2/19 11:41 太陽風の速度は600km/秒近くまで高まっています。
2017/ 2/20 13:11 太陽の中心部でフィラメント噴出が発生しました。高速の太陽風は続いています。
2017/ 2/21 15:15 Bクラスの小さいフレアが増えています。太陽風はやや高速です。
2017/ 2/22 11:32 太陽風は平均的な速さです。この後、高速風が始まりそうです。
2017/ 2/23 13:24 C4.1の小規模フレアが発生しました。
最新のニュース

2017/ 2/24 08:12 更新
高速の太陽風が到来し、速度は600km/秒まで高まっています。

担当 篠原

昨日のニュースの直後に、太陽風の速度は上昇を開始し、
23日23時(世界時23日14時)頃、
500km/秒に達して高速の風になりました。
その後も上昇は続いて、
今朝、24日5時(世界時23日20時)には、
600km/秒まで上がっています。

太陽風の磁場強度も、昨日のニュース以降、
10nT前後に強まった状態が続いています。

27日周期の図を見ると、
前周期から半日ほど遅れて高速風の到来になりました。
前周期は600km/秒まで高まっていたのですが、
今のところ、今回も同程度の速さに達しています。

太陽風磁場の南北成分は、
比較的北寄りに変化しているようです。
その中で、-5nTに達する南向きの変化も起きています。
この影響で磁気圏の活動もやや高まっていて、
AE指数は、300〜700nTの小中規模の変化が、
間をあけて発生しています。

前周期の高速風は、2日半ほど続きました。
コロナホールの規模は同じくらいなので、
今回も3日程度の継続期間になるのではないでしょうか。

SDO衛星AIA193の写真には、
次のコロナホールも太陽の東側(左側)に見えています。
5日後くらいから、こちらの影響で再び太陽風は強まりそうです。


太陽では、2638黒点群がやや活動的な状態を保っています。
今朝、24日6時(世界時23日21時)には、
C1.3の小規模フレアを起こし、
その他にもBクラスの小さいフレアを数回発生させています。

一方、黒点は小さくなっているようで、
フレアの活動も次第に弱まっていきそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。