宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:41)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/19 --- ---
2/18 --- ---
2/17 --- ---

黒点  2/19 (NOAA)
磁場 フレア
2636 3 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:34 575 -1.4
-2 h 551 +2.5
-4 h 542 +0.5
-6 h 542 +6.7
-8 h 519 +0.0
-10 h 504 -1.0
-12 h 528 +1.4

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^2
2/19 0.4 7x10^2
2/18 0.4 4x10^2
2/17 0.4 1x10^3
2/16 0.4 3x10^3
2/15 0.4 3x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 2/14 12:02 低速の太陽風が続いていますが、次の高まりも近づいています。
2017/ 2/15 13:27 太陽風は300km/秒に下がっています。磁気圏も静かです。
2017/ 2/16 12:58 300km/秒の低速の太陽風が続いています。
2017/ 2/17 13:07 太陽風の速度は500km/秒に上がり、高速風が到来しました。
2017/ 2/18 11:32 高速太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。
最新のニュース

2017/ 2/19 11:41 更新
太陽風の速度は600km/秒近くまで高まっています。

担当 篠原

太陽風の速度は、550km/秒へ上がり、
より高速の風になっています。
グラフの最後では、590km/秒に達しています。
太陽風の磁場強度は、5nTから一時的に10nTに強まって、
現在は、再び5nTと平均的な強度に戻っています。

太陽風磁場の南北成分は、
やや北寄りの傾向に変わっていますが、
時々、南向きに変化して、磁気圏の活動を高めています。
このため、AE指数のグラフは、
変化の小さい時間帯が目立っていますが、
時々、500〜700nTくらいの中規模の変化も発生しています。

その中の、世界時18日19〜20時頃のオーロラ活動の高まりを、
ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。
空全体を覆うようなオーロラの光が、活発に動いて見えます。

SDO衛星AIA193では、太陽の東側(左側)に、
やや大きいコロナホールの広がりが見えています。
27日周期の図の前周期、
1月26〜28日に高速の太陽風をもたらした領域です。
今回も、4日後の2月23日前後に、
この領域の影響が強まりそうです。


太陽は、東端(左端)の南半球側から、
新しい黒点が顔を出しています。
SDO衛星のAIA193の動画では、
北半球側の東端にも活動的な領域があるようで、
この後、こちらからも黒点が現れるかもしれません。




ノルウェー・トロムソの全天カメラにより撮影された、世界時18日19〜20時頃のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。