宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 2/18 11:32 更新 高速太陽風が続き、磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 太陽風は、500km/秒前後の高速の風が続いています。 磁場強度も、5〜10nTとやや強まった値で推移していて、 高速風領域の前半という印象です。 磁場の南北成分は、 +5nTから -5nTの間を、南北にやや大きく変動しています。 このため、磁気圏の活動も高まっていて、 AE指数のグラフは、500〜1000nTの中規模の活動が、 繰り返すように発生しています。 極域では、にぎやかなオーロラの活動が 見えているのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193では、コロナホールは、 西の端(右端)から東の端(左端)近くまで、 細長く横方向に伸びています。 このまま、一週間以上太陽風の高まりが続くかもしれません。 太陽は、東端から活動的な領域が近づいているようです。 規模は小さいと思いますが、黒点が現れるでしょうか。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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