宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 2/14 12:02 更新 低速の太陽風が続いていますが、次の高まりも近づいています。 担当 篠原 太陽風の速度は、320km/秒近くまで下がっています。 磁場強度は、2nTから5nTを超えるくらいに高まる変化も起きていますが、 現在は再び2nT近くに下がっています。 太陽風は、全体としては穏やかな風が続いています。 磁気圏も概ね静穏で、 AE指数は、太陽風磁場の一時的な強まりに対応する時間帯に、 500nTの変化が起きている程度です。 27日周期の図を参照すると、 前周期は、今日に対応する1月18日から 太陽風の変化が始まっています。 今回は少し遅れて始まりそうですが、 高速風の到来は近づいていると考えられるので、 今後の太陽風データの推移に注目してください。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは太陽の南半球の真ん中に見えています。 太陽は、Bクラスの小さい変化が起きている程度で、 とても穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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