宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 2/13 12:55 更新 太陽風は更に低速になり、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 太陽風の速度は、330km/秒と更に低速になっています。 磁場強度も、3〜4nTとやや弱い値です。 昨日のデータから、 太陽風磁場のセクターの切り替わりが到来したと考えたのですが、 その後、元の状態に戻っています( T→A→T )。 この辺りも、前周期とは様子が変わっているようです。 磁気圏は静穏で、 AE指数のグラフは、一時的に小規模の変化が起きている程度です。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 ちょうど太陽の中央部に、コロナホールが広がっています。 太陽の中央線付近から地球に向かって吹き出している高速の太陽風は、 3日後の16日くらいに地球に到来していると考えられます。 前周期からの変化も含めて、 今後の太陽風の推移に注目してください。 太陽は、目立ったフレアはなく、 穏やかな状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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