宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/12 --- ---
2/11 --- ---
2/10 --- ---

黒点  2/12 (NOAA)
磁場 フレア
2635 7 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 353 +0.6
-2 h 354 -0.9
-4 h 355 -0.7
-6 h 362 -0.3
-8 h 373 -0.9
-10 h 376 -1.0
-12 h 422 +0.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 5x10^3
2/12 0.3 5x10^3
2/11 0.4 1x10^4
2/10 0.4 2x10^4
2/ 9 0.4 2x10^4
2/ 8 0.5 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 2/ 7 13:18 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まった状態が続いています。
2017/ 2/ 8 13:56 太陽風の速度は、ゆっくりと下がり始めています。太陽は無黒点です。
2017/ 2/ 9 14:52 2635黒点群が発生し、C1のフレアを2回起こしています。
2017/ 2/10 13:01 2635黒点群は穏やかになっています。太陽風は平均的な状態です。
2017/ 2/11 09:20 太陽風は平均的な状態ですが、磁気圏はやや活動的です。
最新のニュース

2017/ 2/12 10:51 更新
太陽風は350km/秒と低速になり、磁気圏も静穏です。

担当 篠原

太陽風の速度は、450km/秒から350km/秒へ下がり、
低速の風に変わっています。
磁場強度も2nTへ下がり、太陽風は穏やかです。

太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクター境界を迎えている様で、
27日周期の図のセクターのグラフは、
前周期の1日遅れで、
「T」から「A」へ切り替わりそうです。

太陽風磁場の南北成分は、
0nT付近で小さく変化しています。
磁気圏は静穏で、AE指数は小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、
赤道から南半球の低緯度に細長く伸びるコロナホールの先頭が、
太陽の中心線に達しています。

このコロナホールの広がりを以前の周期と比較する図を、
1枚目に掲載します。
これを見ると、コロナホールは、
27日毎に規模が小さくなっていて、
南北の幅は次第に狭くなり、
右側への広がりも小さくなっています。
このため、高速太陽風の始まりは、前周期よりも遅くなり、
太陽風の高まる規模も弱くなっていきそうです。

今日のAIA193の写真の様子では
今回の高速風の始まりは、3日後の15日くらいになりそうです。
2周期前は700km/秒、
前の周期は600km/秒に達する高速風が到来しましたが、
今回はどうなるでしょうか。


太陽は、2635黒点群が見えていますが、
目立った活動はなく、穏やかです。



2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。