宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2017/ 2/ 9 14:52 更新 2635黒点群が発生し、C1のフレアを2回起こしています。 担当 篠原 太陽に新しい黒点が出現しています。 一昨日まで、2634群として見ていた領域のすぐ北側で、 2635群と番号が付けられているようです。 出現とともに、X線のグラフが小刻みに変化するようになり、 9日11時(世界時9日2時)に、C1.1、 9日12時半(世界時9日3時半)に、C1.3と、 Cクラスに達する、小規模のフレアを2回起こしています。 規模は小さいですが、引き続き注目してください。 太陽風は、速度の低下が続いて、 現在は430km/秒と、平均的な速度に戻っています。 磁場強度も、5nTと平均的な値で安定しています。 磁気圏も、概ね穏やかになっていて、 AE指数のグラフは、 300nTの小規模の変化が起きている程度です。 27日周期の図の前周期の様に、 これから5日程度は穏やかな太陽風になりそうです。 その後は、コロナホールの影響を受け始める可能性がありますが、 その領域は、SDO衛星AIA193の写真ではまだ東端近くで、 はっきりとは見えていません。 放射線帯の高エネルギー電子は、 今日も10,000に達していますが、 減少し始めているようです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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