宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:01)
昨日、C1.3の小規模フレアが発生しています。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
2/10 --- ---
2/ 9 12:21 C1.3
10:35 C1.1
2/ 8 --- ---

黒点  2/10 (NOAA)
磁場 フレア
2635 5 β C1

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:53 439 -0.4
-2 h 443 +0.1
-4 h 449 -1.5
-6 h 450 +1.0
-8 h 452 -0.3
-10 h 434 +3.3
-12 h 418 -2.9

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^3
2/10 0.4 2x10^4
2/ 9 0.4 2x10^4
2/ 8 0.5 3x10^4
2/ 7 0.4 4x10^4
2/ 6 0.4 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
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黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
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EIT284 (SOHO)
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LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 2/ 5 10:40 太陽風の速度は500km/秒まで下がり、高速風は終わりに近付いています。
2017/ 2/ 6 13:38 太陽風の速度が再び高まり、650km/秒に達しました。現在も高速風は続いています。
2017/ 2/ 7 13:18 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まった状態が続いています。
2017/ 2/ 8 13:56 太陽風の速度は、ゆっくりと下がり始めています。太陽は無黒点です。
2017/ 2/ 9 14:52 2635黒点群が発生し、C1のフレアを2回起こしています。
最新のニュース

2017/ 2/10 13:01 更新
2635黒点群は穏やかになっています。太陽風は平均的な状態です。

担当 篠原

2635黒点群は、昨日のニュースの後、
9日16時(世界時9日7時)にも、
C1.1の小規模フレアを起こしましたが、
その後は、活動度が下がってしまい、
X線グラフはほとんど変化しなくなっています。

黒点としては、昨日と同程度に見えていますが、
フレアの活動はここまでなのでしょうか。


平均的な速さに戻った太陽風は、
400〜450km/秒付近で安定した状態が続いています。
磁場強度も、5nT付近を保っていて、
最後は3nTにやや下がっています。

27日周期の図を見ると、前周期はこの後に、
太陽風磁場の大まかな方向が切り替わる、
セクター境界が到来しています。
(セクターのグラフが、「T」から「A」に切り替わっている)
今回も同様の変化が見られるでしょうか。

磁気圏は概ね静穏ですが、
太陽風磁場の南北成分が、少し大きく南北に変化したため、
AE指数には300nTの小規模の変化も発生しています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
ゆっくりと減少しています。
GOES13(赤線)はもうすぐ10,000を割りそうです。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。