宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 2/ 8 13:56 更新 太陽風の速度は、ゆっくりと下がり始めています。太陽は無黒点です。 担当 篠原 太陽風の速度は、500km/秒台を割って、 490km/秒に下がっています。 まだ、高めの状態は保っていますが、 1月31日に始まった高速太陽風は、 終わりに近づいているようです。 太陽風の磁場強度は、4nTで安定しています。 南北成分は、次第に北寄りに傾向が変わっています。 AE指数では、300nTの小規模の変化が数回発生していますが、 太陽風の速度も下がり始めていて、 磁気圏は穏やかになりそうです。 27日周期の図を見ると、 前周期は、1月17日にかけて、 一週間近く穏やかな太陽風が続いています。 SDO衛星AIA193の太陽写真でも、 コロナホールは特に見られず、 太陽風は、これからしばらく穏やかに推移しそうです。 太陽は、2634黒点群が見えなくなり、 無黒点になっています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 今日も10,000に達していますが、 これからゆっくりと減少していくでしょう。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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