宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 2/ 7 13:18 更新 高速の太陽風が続き、磁気圏の活動も高まった状態が続いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、昨日の600km/秒から少し下がりましたが、 現在も550km/秒と高速の風が続いています。 磁場強度は、4nT前後と平均的な値で安定し、 南北成分は、振れ幅は小さいですが、 比較的南向きに変化しています。 このため、磁気圏でも活動の高まりが続き、 AE指数は、500nTの中規模の活動が、 比較的長い時間続いています。 ノルウェーのトロムソでは、好天が続き、 今日も全天カメラで 素晴らしいオーロラの活動が捉えられています。 AE指数のグラフの後半の高まりにあたる、 世界時6日22〜23時の動画を掲載します。 27日周期の図の前周期の太陽風は、 ちょうど今頃に当たる、1月11日いっぱいで、 高速風が終わっています。 今回は、どこまで続くでしょうか。 太陽は、東に2634黒点群が小さく見えるだけで、 穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、昨日と同程度で、 2つのGOES衛星が10,000に達しています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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