宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
Supported by KNCT |
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
| |||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
2017/ 2/ 1 14:14 更新 太陽風の速度は750km/秒に高まりました。磁気圏の活動も強まっています。 担当 篠原 500km/秒に高まっていた太陽風の速度は、 31日17時(世界時31日8時)には、600km/秒へ高まり、 1日1時(世界時31日16時)には、750km/秒に達しました。 そのまま、今朝まで750km/秒を保ちましたが、 現在は、660km/秒へ一段下がっています。 太陽風の磁場強度は、 速度が高まる頃は、15nT前後に強まっていましたが、 その後は、6nTと平均的な状態で安定しています。 太陽風が強まって、磁気圏の活動も活発化しています。 AE指数は、1000nTに達する大きな変化が繰り返し発生しています。 世界時31日21〜22時の、 1000nTに達する変化が発生した頃のオーロラの様子を、 ノルウェー・トロムソの全天カメラの動画で紹介します。 残念ながら雲が目立つ天候ですが、 その間から、強いオーロラの輝きを見ることができます。 27日周期の図の前周期を参考にすると、 高速太陽風の最も強い領域に入っているようです。 引き続き、高速風とオーロラの活動に注目して下さい。 太陽は、東の2630群が見えなくなる一方、 中央部に2632群が新しく発生しています。 X線のグラフには目立った変化はなく、 太陽は穏やかです。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
|
宇宙天気ニュースは、 鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。 |