宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:22)
今日、C2.8の小規模フレアが発生しました。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/29 05:55 C2.8
1/28 --- ---
1/27 --- ---

黒点  1/29 (NOAA)
磁場 フレア
2628 3 α ---
2629 5 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:15 444 +0.7
-2 h 465 -0.6
-4 h 488 -0.7
-6 h 494 -1.1
-8 h 506 +0.4
-10 h 514 +0.9
-12 h 528 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
1/29 0.4 4x10^3
1/28 0.5 2x10^3
1/27 0.6 7x10^2
1/26 0.4 2x10^3
1/25 0.5 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 1/24 12:51 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2017/ 1/25 13:57 太陽風は低速風に変わっています。新しい黒点群が発生しています。
2017/ 1/26 13:27 低速の太陽風が続いています。太陽も小さい活動に留まっています。
2017/ 1/27 13:32 高速太陽風が到来して、600km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。
2017/ 1/28 10:36 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。
最新のニュース

2017/ 1/29 11:22 更新
高速太陽風は終わりつつあります。C2.8の小規模フレアが発生しました。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日の午後にかけて、再び550km/秒へ高まる変化が見られましたが、
夜以降はゆっくりと低下して、
現在は450km/秒とやや高速の状態になっています。
今回の高速風は、3日ほど続いたところで終わりを迎えそうです。

太陽風の磁場強度は、6nT前後で安定しています。
南北成分は、0nT付近で小さく変化する程度ですが、
オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
後半に、300〜500nTの小規模の変化も起きています。

太陽風が落ち着いてきたので、
磁気圏の活動も更に静かになっていくでしょう。

SDO衛星AIA193のコロナの写真では、
赤道から南半球へ広がるコロナホールの右端が、
太陽の中心線に達しています。
3日後くらいから、
今度はこの領域の影響で高速の太陽風が始まりそうです。

前周期は、1週間近く速度の高い太陽風が続きました。
オーロラの活動の高まりにも注目してください。


太陽では、西端(右端)の2628黒点群のとなりで、
C2.8の小規模フレアが発生しています。
SDO衛星AIA131による動画を掲載しますが、
この領域は、すぐに太陽の向こう側に回って見えなくなります。




太陽の西端(右端)で発生したC2.8の小規模フレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。