宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:36)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/28 --- ---
1/27 --- ---
1/26 --- ---

黒点  1/28 (NOAA)
磁場 フレア
2628 5 β ---
2629 8 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:25 527 +0.3
-2 h 539 +2.3
-4 h 581 +1.1
-6 h 564 +1.6
-8 h 578 +0.3
-10 h 586 +1.7
-12 h 583 -1.1

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^3
1/28 0.4 2x10^3
1/27 0.6 7x10^2
1/26 0.4 2x10^3
1/25 0.5 2x10^3
1/24 0.4 2x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 1/23 14:24 太陽は穏やかになっています。高速太陽風は終わりつつあります。
2017/ 1/24 12:51 太陽風は平均的な速度に戻っています。
2017/ 1/25 13:57 太陽風は低速風に変わっています。新しい黒点群が発生しています。
2017/ 1/26 13:27 低速の太陽風が続いています。太陽も小さい活動に留まっています。
2017/ 1/27 13:32 高速太陽風が到来して、600km/秒に高まっています。磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2017/ 1/28 10:36 更新
高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めています。

担当 篠原

太陽風は、高速の状態は続いていますが、
速度は、600km/秒から520km/秒へゆっくりと低下しています。
磁場強度は、10nTから5nTヘ下がり、
こちらは平均的な値に戻っています。

27日周期の図の太陽風速度のグラフを前周期と比べると、
始まりが1日早まっただけで、以降の変化はよく似ています。
このまま、明日には通常の速度に戻るのでしょうか。

オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、
前半は1000nTに達する活発な変化が続いていますが、
後半は、変化が小さくなっています。
太陽風磁場の南北成分の傾向が、
グラフの後半から北寄りになっているようで、
この影響が現れているのでしょう。

高速太陽風も後半に入っている様なので、
磁場が再び南寄りになって、磁気圏の活動を強めても、
規模は次第に小さくなっていくでしょう。


SDO衛星AIA193の太陽の東側(左側)に見えるコロナホールの広がりを、
前の周期(54日前、27日前)と比較する図を1枚目に掲載します。
コロナホールは、少しずつ写真の左側に移動しているようです。
このため、地球の正面に来るタイミングが少しずつ遅くなり、
前周期の高速風は1月4日に始まりましたが、
今回は、27日後の1月31日より少し後になるかもしれません。

コロナホールの広がりも少し狭くなっている印象で、
高速太陽風の最高速度や継続期間の変化にも注目してください。


太陽は、2628黒点群の右隣りの領域で、
B5の小さいフレアが発生した程度で、穏やかです。



2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。