宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2017/ 1/22 12:22 更新 C9.3、C6.1の小規模フレアが発生しました。高速の太陽風が続いています。 担当 篠原 2628黒点群は、活動の規模が大きくなって、 昨夕、21日16時(世界時21日7時)に、 C9.3と、Mに近い規模のCクラスフレアを起こしました。 21日20時(世界時21日11時)にもC6.1を起こしていて、 2628群は、昨日からCクラスの小規模フレアを6回起こしています。 C9を超える規模のフレアは、 日本時間2015年11月30日(世界時11月29日)のM1.2以来で、 50日ぶりの発生です。 SDO衛星AIA131による、 2628黒点群と2627黒点群の活動の様子を動画で紹介します。 また、SDO衛星の可視光写真で、黒点群の拡大写真を掲載します。 2628黒点群は、 今日に入ってからは目立ったフレアの発生はありません。 しばらく休んで再び活動を高めるかどうか、 引き続き注目して下さい。 太陽風は、500km/秒の状態が続き、高速の風が続いています。 磁場強度は、5nTから8nTに少し強まっています。 それとともに、南北成分の変化も振れ幅が大きくなって、 南向きに -5nTくらいの変化が発生するようになっています。 このため、磁気圏の活動度も高まって、 AE指数のグラフは、 後半から300〜500nTの変化が連続するようになっています。 極域では、オーロラの活動が続いているようです。 高速の太陽風は後半に入っていると思われます。 前周期は、もう2日半ほど高速風が続いています。 今回はどうなるでしょうか。 (c) SDO (NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) 2628黒点群(左)と2627黒点群(右)の拡大写真。SDO衛星。 (c) SDO (NASA)、(写真加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
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