宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 1/19 13:09 更新 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も高まっています。 担当 篠原 太陽風の速度は更に高まり、 昨夕、18日17時(世界時18日8時)には、 500km/秒と高速状態に達し、 深夜、18日23時(世界時18日14時)には、 600km/秒まで高まりました。 その後、550〜600km/秒の間を推移しています。 太陽風の磁場強度は、 昨夜までは15nT前後に高まったままで、 速度が高まるとともに10nTへ少し下がりましたが、 依然、強まった状態が続いています。 太陽風磁場の南北成分は、 0nT付近で南北に変化する時間が多く、 その間に、時々大きく変化している印象です。 磁気圏の活動度は高まっていて、 AE指数は、500〜800nTの中規模の変化が、 連続的に発生しています。 世界時18日20〜22時頃のオーロラの様子を、 ノルウェー・スバールバル島の全天カメラの動画で紹介します。 AE指数では、500nTの変化になっています。 カメラの上に雪が半分ほど残っていますが、 こういう景色も冬らしさを感じさせます。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールの全体が西半球に進んだところです。 4日ほど経つと、高速の太陽風は落ち着いて行きそうです。 太陽は、目立った変化はなく、 穏やかです。 ノルウェー・スバールバル島Longyearbyenの全天カメラにより撮影された、世界時18日20〜22時頃のオーロラ。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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