宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/21 --- ---
1/20 --- ---
1/19 --- ---

黒点  1/21 (NOAA)
磁場 フレア
2625 2 α ---
2626 3 α ---
2627 12 β ---
2628 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:25 506 +3.1
-2 h 515 +3.5
-4 h 527 -1.6
-6 h 538 +2.1
-8 h 540 -1.4
-10 h 509 +0.3
-12 h 529 -0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 3x10^3
1/21 0.3 5x10^3
1/20 0.4 2x10^3
1/19 0.4 5x10^2
1/18 0.4 3x10^3
1/17 0.4 6x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 1/16 16:09 太陽風はさらに低速になっています。ムルマンスクのオーロラをどうぞ。
2017/ 1/17 10:11 太陽風の速度は300km/秒近くまで下がり、磁気圏も穏やかです。
2017/ 1/18 14:42 太陽風の磁場が強まり、高速風の到来が近づいているようです。
2017/ 1/19 13:09 太陽風は600km/秒の高速風になっています。磁気圏の活動も高まっています。
2017/ 1/20 14:00 570km/秒の高速太陽風が続いています。太陽の黒点が増えています。
最新のニュース

2017/ 1/21 11:32 更新
高速太陽風は500km/秒まで下がっています。太陽で小さいフレアが頻発しています。

担当 篠原

太陽風の速度は、ゆっくりと低下が続いて、
昨日の570km/秒から、現在は500km/秒まで下がっています。
磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。

27日周期の図を見ると、
前周期の高速太陽風は12月28日まで続いています。
この27日後を考えると、3日後の1月24日に相当します。
今回の高速風はどこまで続くでしょうか。

太陽風磁場の南北成分は、
0nTを挟んで、南北にゆっくりと変化しています。
これに合わせて、磁気圏の活動も数時間おきに高まっている様で、
AE指数のグラフでは、300〜500nTの小規模の高まりが、
間をあけて繰り返し発生しています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
太陽の東側(左側)にコロナホールが見えています。
次の太陽風の変化は、この領域がもたらすでしょう。
前周期を参考にすると、27〜28日頃になりそうです。


太陽は、東側の新しい黒点に、
2627群、2628群と番号が付けられています。
2つの領域では、Bクラスの小さいフレアが頻繁に発生していて、
X線のグラフに変化が目立っています。

更に規模が高まって、Cクラスに達するでしょうか。
この後の活動の変化に注目して下さい。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。