宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 1/ 9 10:41 更新 太陽風は650km/秒と高い速度を保っています。磁気圏の活動も高まった状態です。 担当 篠原 太陽風の速度は、650km/秒とかなり高まった状態が続いています。 1月5日に600km/秒を超えてから、3日半を経過しています。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 コロナホールは、南西の端(右下)に 少しだけ見えるくらいに遠ざかっています。 今回の高速太陽風がどこまで続くのか、 今後の変化に注目して下さい。 太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な状態が続いています。 南北成分は、0nT付近で変化がやや少なくなっているようですが、 オーロラの活動の高まりは続いていて、 AE指数のグラフでは、 500nTをやや超えるくらいの中規模の変化が繰り返し発生し、 最大で1000nTに達する変化も起きています。 太陽は、とても穏やかな状態が続いていて、 X線グラフは全く変化がありません。 今日も黒点は見えていないようです。 放射線帯の高エネルギー電子は、更に増加しています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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