宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 1/10 14:01 更新 高速太陽風は、600km/秒へ少し速度が下がっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、今朝早くまで650km/秒の状態が続きましたが、 以降、少し低下して、現在は600km/秒です。 依然、高い速度を保っています。 太陽風の磁場強度は、速度の低下とともに、 5nTから4nTへ少し下がっているようです。 高速風も後半に入っていると思われますが、 目立った変化にはなっていません。 太陽風磁場の南北成分は、 北向きに振れる時間が多くなっています。 このため、オーロラの活動度を示すAE指数のグラフは、 変化のない時間帯が目立つ様になっています。 掲載のグラフでは、 中央部に500〜800nTの中規模の変化が見られる程度です。 太陽は、東端(左端)近くにとても小さい黒点があるようですが、 掲載している写真ではほとんど見えません。 太陽はとても穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 2つの衛星で数万に高まった状態が続いています。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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