宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:01)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 7 --- ---
1/ 6 --- ---
1/ 5 --- ---

黒点  1/ 7 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:55 658 +1.3
-2 h 649 +1.4
-4 h 684 +0.3
-6 h 668 +0.3
-8 h 664 +1.7
-10 h 651 -0.4
-12 h 677 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
1/ 7 0.3 2x10^4
1/ 6 0.4 5x10^3
1/ 5 0.6 1x10^3
1/ 4 0.4 2x10^2
1/ 3 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 1/ 2 11:59 太陽風の速度は下がり、高速風は1日半ほどで終わりました。
2017/ 1/ 3 10:55 太陽風はやや低速です。高速太陽風の回帰が近付いています。
2017/ 1/ 4 13:56 太陽風の速度は一旦上がって、すぐに下がりましたが、再び上昇を始めそうです。
2017/ 1/ 5 12:19 太陽風は500km/秒の高速風になっています。
2017/ 1/ 6 14:11 太陽風の速度は700km/秒に高まっています。12月の黒点相対数は 18.9 でした。
最新のニュース

2017/ 1/ 7 11:01 更新
600km/秒台後半の高速太陽風が続いています。アラスカの元日のオーロラをどうぞ。

担当 篠原

臼井元明さんより、アラスカ・フェアバンクスで、
元日の夜に撮影されたオーロラの動画をいただきました。
2017年のオーロラ写真の第一号です。

年末の現地は大雪で、
交通機関も一部閉鎖されるほどだったそうです。
しかし、元日の夜にオーロラが現れ、
その様子を動画にされたとのことです。

1月3日のニュースに掲載しているAE指数のグラフを見ると、
世界時2日8時半に700nTの急な変化が発生しています。
この活動に対応するオーロラだと思われます。
全天カメラの動画とは、臨場感が一味違います。

臼井さんからは、
毎年オーロラの写真を見せていただいているのですが、
今回は、宇宙天気ニュースに合わせて、
gifアニメの形式で作成して下さったのではないかと思います。
どうもありがとうございます。



太陽風は、かなり高まった速度が続いています。
昨日の午後に700km/秒を割りましたが、
以降も、650〜700km/秒と高い速度が続いています。

太陽風の磁場強度は、5nTと平均的な値で安定しています。
南北成分は、頻繁に南北に変化していますが、
振れ幅は小さく、磁気圏の活動は活発ですが、規模は小さめです。
AE指数のグラフを見ると、300〜500nTの小規模の活動が中心で、
時々、700〜900nTの中規模の変化が発生しています。

27日周期の図を見ると、
前周期の高速風は、これからゆっくりと低下に向かっています。
今回の高速風も同様の推移となりそうです。


太陽は、今日も黒点は見えず、
静かな状態が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15(青線)が10,000に達しています。
高速風が続いているので、増加が続く可能性があります。



アラスカ・フェアバンクスで現地1日23:35(世界時2日8:35)頃に撮影されたオーロラ。
(c) 臼井元明氏


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。