宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 1/ 5 12:19 更新 太陽風は500km/秒の高速風になっています。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日の午後、4日15時(世界時4日6時)から再び高まり、 夜には、500km/秒の高速風になりました。 現在も同じ速度です。 太陽風の磁場強度は、昨日の15nTからは少し下がりましたが、 10nTと依然強まった状態が続いています。 このため、太陽風の速度は、 もう一段上昇する可能性があります。 引き続き変化に注目して下さい。 太陽風磁場の南北成分は、 掲載しているグラフの前半は北寄り、後半は南寄りと、 傾向が変化しているようです。 このため、磁気圏の活動も途中から活発化していて、 AE指数のグラフは、前半は穏やかですが、 後半になると、500〜1000nTの中規模の変化が続いています。 27日周期の図を見ると、前周期の高速風は、 700km/秒付近まで高まっています。 今回はどの様な高速風になるでしょうか。 太陽は、黒点は見えなくなっています。 X戦の変化もほとんどなく、とても穏やかな状態です。 放射線帯の高エネルギー電子は、 現在は低い状態です。 太陽風の高まりを受けて、今後増加する可能性があります。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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