宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:11)
太陽フレアは静かです。
太陽風が非常に高速です。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 6 --- ---
1/ 5 --- ---
1/ 4 --- ---

黒点  1/ 6 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:04 709 +1.6
-2 h 702 -0.4
-4 h 697 -1.3
-6 h 697 -1.7
-8 h 647 +1.5
-10 h 664 +0.2
-12 h 677 +0.3

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 6x10^2
1/ 6 0.4 2x10^3
1/ 5 0.6 1x10^3
1/ 4 0.4 2x10^2
1/ 3 0.4 5x10^2
1/ 2 0.4 1x10^3

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2017/ 1/ 1 12:12 550km/秒の高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2017/ 1/ 2 11:59 太陽風の速度は下がり、高速風は1日半ほどで終わりました。
2017/ 1/ 3 10:55 太陽風はやや低速です。高速太陽風の回帰が近付いています。
2017/ 1/ 4 13:56 太陽風の速度は一旦上がって、すぐに下がりましたが、再び上昇を始めそうです。
2017/ 1/ 5 12:19 太陽風は500km/秒の高速風になっています。
最新のニュース

2017/ 1/ 6 14:11 更新
太陽風の速度は700km/秒に高まっています。12月の黒点相対数は 18.9 でした。

担当 篠原

WDC-SILSOより、
12月の黒点相対数は、18.9 と発表されました。
第24期から第25期へ向かう極小期では、初めての10台です。
グラフでは、順調に黒点数の低下が続いています。

日々の黒点数が減少すると、目立つ様になるのが無黒点の日です。
12月の無黒点の日数は、6日でした。
3枚目の図に、過去の極小期との比較を掲載します。
無黒点の日は、これから更に増えていくでしょう。



太陽風の速度は、昨夜以降更に上昇して、
700km/秒台に達しています。
前周期は、かろうじて700km/秒に達したくらいでしたが、
今回は、十分超えるくらいに高まっています。

速度の高まりと反対に、
太陽風の磁場強度は、10nTから5nTへ下がっています。
磁場の南北成分は、
0nTを中心に、南北に頻繁に変化しています。
あまり大きな振れ幅になっていないためか、
磁気圏の活動は高まっていますが、
AE指数は、400〜800nTと中規模の変化に留まっています。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは太陽の西の端に次第に近づいています。
高速太陽風の領域は、後半に入っていきそうです。


太陽は、黒点は見えない状態です。
X線のグラフも、小さい変化が2回ある程度で、
太陽はとても穏やかです。



太陽黒点相対数の長期変化。12月の黒点相対数は 18.9 でした。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


1970年以降の月毎の無黒点の日数。
(c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。