宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2017/ 1/ 6 14:11 更新 太陽風の速度は700km/秒に高まっています。12月の黒点相対数は 18.9 でした。 担当 篠原 WDC-SILSOより、 12月の黒点相対数は、18.9 と発表されました。 第24期から第25期へ向かう極小期では、初めての10台です。 グラフでは、順調に黒点数の低下が続いています。 日々の黒点数が減少すると、目立つ様になるのが無黒点の日です。 12月の無黒点の日数は、6日でした。 3枚目の図に、過去の極小期との比較を掲載します。 無黒点の日は、これから更に増えていくでしょう。 太陽風の速度は、昨夜以降更に上昇して、 700km/秒台に達しています。 前周期は、かろうじて700km/秒に達したくらいでしたが、 今回は、十分超えるくらいに高まっています。 速度の高まりと反対に、 太陽風の磁場強度は、10nTから5nTへ下がっています。 磁場の南北成分は、 0nTを中心に、南北に頻繁に変化しています。 あまり大きな振れ幅になっていないためか、 磁気圏の活動は高まっていますが、 AE指数は、400〜800nTと中規模の変化に留まっています。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは太陽の西の端に次第に近づいています。 高速太陽風の領域は、後半に入っていきそうです。 太陽は、黒点は見えない状態です。 X線のグラフも、小さい変化が2回ある程度で、 太陽はとても穏やかです。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の太陽黒点相対数の長期変化。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース 1970年以降の月毎の無黒点の日数。 (c) 黒点データ:WDC-SILSO、作図:宇宙天気ニュース SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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