宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:56)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
1/ 4 --- ---
1/ 3 --- ---
1/ 2 --- ---

黒点  1/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2624 1 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:45 388 +2.7
-2 h 402 +1.7
-4 h 403 +1.2
-6 h 408 -0.3
-8 h 439 +1.9
-10 h 460 -2.1
-12 h 502 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 9x10^1
1/ 4 0.3 2x10^2
1/ 3 0.4 5x10^2
1/ 2 0.4 1x10^3
1/ 1 0.4 7x10^2
12/31 0.4 2x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/30 10:32 太陽風は350km/秒と低速の風になっています。
2016/12/31 10:08 太陽風は320km/秒と更に低速になっています。
2017/ 1/ 1 12:12 550km/秒の高速太陽風が到来し、磁気圏の活動も高まっています。
2017/ 1/ 2 11:59 太陽風の速度は下がり、高速風は1日半ほどで終わりました。
2017/ 1/ 3 10:55 太陽風はやや低速です。高速太陽風の回帰が近付いています。
最新のニュース

2017/ 1/ 4 13:56 更新
太陽風の速度は一旦上がって、すぐに下がりましたが、再び上昇を始めそうです。

担当 篠原

昨日の夕方から、太陽風の速度は上昇を始め、
3日21時(世界時3日12時)には、500km/秒に達しました。
高速風領域の回帰が始まったと思われたのですが、
今日に入った頃から速度は低下し始めて、
今朝早くには400km/秒と平均的な速度に戻ってしまいました。

昨日(もしくは2、3日前)の記事のSDO衛星AIA193の写真を見ると、
コロナホールの右に向かって細長く伸びている部分があります。
この領域の影響が少し早めにやって来たのかもしれません。

現在の太陽風は、速度は400km/秒ですが、
磁場強度が15nTに強まっています。
これから高速太陽風の本体部分がやって来るようです。
この後の太陽風の変化に注目して下さい。

太陽風の高まりに伴って、
磁気圏の活動もやや活発になっています。
AE指数は、最初に1000nTとやや大きい変化を記録して、
以降、500nT前後の変化が半日ほど続いています。

最後の400nTの高まりにあたる、
世界時3日22時前後のオーロラの様子を、
ノルウェー・スバールバル島の全天カメラの動画で紹介します。
頭上でオーロラの輝きが華やかに続いています。


太陽は、西側に昨日見えていた小さい黒点に、
2624黒点群と番号が付きましたが、
今日の写真ではほとんど見えなくなっています。

ここでBクラスの小さいフレアが発生していますが、
太陽は、全体としてはとても穏やかです。




ノルウェー・スバールバル島Longyearbyenの全天カメラにより撮影された、世界時3日21〜23時のオーロラ。
(c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。