宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2017/ 1/ 3 10:55 更新 太陽風はやや低速です。高速太陽風の回帰が近付いています。 担当 篠原 太陽風の速度は、更に低下を続け、 現在は370km/秒とやや低速の状態になっています。 磁場強度は、3nTから少し強まって、 現在は6〜7nTです。 太陽風は穏やかに推移しています。 太陽風磁場の南北成分は、 昨日の昼から夜にかけて、弱い南向きに振れ続けています。 このため、磁気圏の活動もやや高まって、 AE指数は、500nTの中規模の活動が 半日ほど続いています。 一番最後の高まりにあたる、 世界時2日18時頃のオーロラの様子を、 ノルウェー・スバールバル島の動画で紹介します。 3日連続の掲載ですが、それぞれ見え方が違っています。 今日の動画は、一段おとなしい印象です。 SDO衛星AIA193を見ると、 北半球の低緯度から南極に向かって、 幅の広いコロナホールが縦にまっすぐ伸びています。 この領域から噴き出している速度の高い太陽風が、 もうすぐ地球に到来します。 27日周期の図を参照すると、 前周期は12月7日に速度が高まり始めています。 コロナホールの変化で、到来のタイミングは変化しますが、 今後の太陽風の変化に注目して下さい。 速度の変化に先立って、太陽風の磁場が強まり、 南向きに大きく振れると、オーロラの活動も高まります。 各地のライブカメラにも注目して下さい。 太陽は、昨日の小さい黒点はすぐに消え、 今日はまた別の小さい黒点が西寄りに見えています。 X線グラフに変化はなく、静かな状態が続いています。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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