宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:32)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/30 --- ---
12/29 --- ---
12/28 --- ---

黒点 12/30 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:25 358 -0.1
-2 h 358 +0.3
-4 h 365 +0.1
-6 h 379 +0.8
-8 h 375 -0.5
-10 h 372 -2.7
-12 h 373 -3.2

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
12/30 0.4 2x10^4
12/29 0.4 3x10^4
12/28 0.4 3x10^4
12/27 0.4 4x10^4
12/26 0.4 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/25 14:24 太陽風の速度は600km/秒に下がり、高速風は後半に入っているようです。
2016/12/26 13:41 太陽風の速度は再び700km/秒に高まっています。
2016/12/27 13:55 太陽風の速度は下がり始めていますが、現在も600km/秒台の高速風です。
2016/12/28 10:51 太陽風の速度は500km/秒に下がり、高速風は終わりに近付いています。
2016/12/29 10:52 太陽風の速度は400km/秒まで下がり、高速風は終わりました。
最新のニュース

2016/12/30 10:32 更新
太陽風は350km/秒と低速の風になっています。

担当 篠原

太陽風の速度は更に低下を続け、
350km/秒と低速の風に変わっています。

太陽風の磁場強度は、
3nTから5nTに少し上がって、再び4nTに下がるという、
小幅の変化をしています。
その中で、半日ほど南北成分が南向きに振れ続けています。
磁気圏の活動も少し高まって、
AE指数のグラフでも、
300〜400nTの小規模の高まりが連続しています。

現在の太陽風磁場の南北成分は、
0nT付近で小さく変化をしています。
速度が下がっていることもあり、
AE指数のグラフも後半は静かです。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
中央部のコロナホールが、
太陽の西側(右側)に進んでいます。
明日くらいから、
太陽風に影響が見られるかもしれません。

12月28日のニュースで紹介した様に、
このコロナホールは27日前はまだ小さく、
27日周期の図の前周期の太陽風データには、
速度の高まりは見られませんでした。
今後の推移に注目して下さい。


太陽は、2621黒点群が西に没して、
黒点の見えない状態になっています。
目立ったフレアの発生もなく、穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
今日も2つの衛星で、10,000を超えています。
ゆっくりと減少しています。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。