宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:52)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/29 --- ---
12/28 --- ---
12/27 --- ---

黒点 12/29 (NOAA)
磁場 フレア
2621 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 409 -0.8
-2 h 413 -1.6
-4 h 421 -0.1
-6 h 415 +0.1
-8 h 421 -0.1
-10 h 444 -2.2
-12 h 448 -0.6

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
12/29 0.4 3x10^4
12/28 0.4 3x10^4
12/27 0.4 4x10^4
12/26 0.4 4x10^4
12/25 0.4 5x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
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シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/24 12:48 700km/秒の高速太陽風が続いてます。太陽は無黒点になっています。
2016/12/25 14:24 太陽風の速度は600km/秒に下がり、高速風は後半に入っているようです。
2016/12/26 13:41 太陽風の速度は再び700km/秒に高まっています。
2016/12/27 13:55 太陽風の速度は下がり始めていますが、現在も600km/秒台の高速風です。
2016/12/28 10:51 太陽風の速度は500km/秒に下がり、高速風は終わりに近付いています。
最新のニュース

2016/12/29 10:52 更新
太陽風の速度は400km/秒まで下がり、高速風は終わりました。

担当 篠原

昨日のニュース以降も、太陽風の速度は低下が続き、
今日に入る頃には450km/秒を割り、
現在は400km/秒と平均的な速さまで下がっています。
12月21日に始まった今回の高速太陽風は、
およそ一週間続きました。

太陽風の磁場強度は、
3nTとやや弱まった状態で安定しています。
南北成分は、小幅でゆっくりと南北に変化していて、
磁気圏の活動は、AE指数で300nT程度の小規模の変化が
2回ほど発生しています。
太陽風の高まりが終わって、磁気圏も穏やかになっています。

一方、SDO衛星AIA193では、
ちょうど太陽の中心にコロナホールが広がっています。

コロナホールは、太陽の磁場が外へ向かって広がっている領域で、
外へ伸びる磁力線に沿って、
速度の高い太陽風が噴き出しています。
今、地球の方向へ流れ出している次の高速風は、
3日後の1月1日頃に、地球へ到達しているでしょう。
新年の太陽風の高まりと、オーロラの活動に注目して下さい。


太陽は、とても静かです。
2621黒点群は、西の端に消えかけています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
高まった状態が続いていますが、ゆっくりと減少しています。
GOES-13 (赤線)は、もうすぐ10,000を割りそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。