宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (14:24)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/25 --- ---
12/24 --- ---
12/23 --- ---

黒点 12/25 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
14:15 612 +1.0
-2 h 584 +3.4
-4 h 602 -2.3
-6 h 602 +4.1
-8 h 601 +0.1
-10 h 617 +1.8
-12 h 628 -1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
14:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 1x10^4
12/25 0.3 5x10^4
12/24 0.4 5x10^4
12/23 0.5 2x10^4
12/22 0.4 5x10^3
12/21 0.4 5x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/20 10:11 太陽風は低速の状態が続いています。
2016/12/21 13:32 太陽風は低速ですが、磁場強度が強まり始めています。
2016/12/22 12:25 650km/秒の高速太陽風が到来しました。磁気圏の活動も活発になっています。
2016/12/23 10:39 太陽風は700km/秒に速度が上がっています。磁気圏の活動も続いています。
2016/12/24 12:48 700km/秒の高速太陽風が続いてます。太陽は無黒点になっています。
最新のニュース

2016/12/25 14:24 更新
太陽風の速度は600km/秒に下がり、高速風は後半に入っているようです。

担当 篠原

太陽風の速度は、昨日の午後に650km/秒に下がり、
その後も今朝にかけてゆっくりと低下して、
現在は600km/秒です。

速度が高まった状態は続いていますが、
ピークは越えたようです。
27日周期の図の前周期の太陽風も、
11月27日以降。速度の低下が続いています。
今回もこれから同様の推移をする可能性があります。

太陽風の磁場強度は、7nTと少し強まっています。
しかし、南北成分は、やや北寄りに傾向が変わっているようで、
南を向く時間が少なくなっています。
このため、AE指数のグラフは、
昨日よりも変化が少なくなっていて、
500nTに達する変化は3回程度で、
その他は小規模の変化に留まっています。

今後、速度が更に下がっていくと、
磁気圏の活動もより小規模になっていくでしょう。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは太陽の西側に遠ざかりつつあります。
この位置関係からも、地球への影響は弱まっていくでしょう。


太陽は、今日も黒点は見えません。
X線グラフも変化がなく、太陽はとても穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
10,000を超えて高まった状態が続いています。
昨日よりも少し増えた程度で、目立った変化ではありません。




鹿児島高専は、先週の木曜日に最後の授業を行って、
金曜日から冬休みに入りました。
一週間後は新年で、2016年は残り6日です。
27日周期の図を見ると、
年末の宇宙天気は穏やかに推移しそうです。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。