宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (10:51)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度がやや高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/28 --- ---
12/27 --- ---
12/26 --- ---

黒点 12/28 (NOAA)
磁場 フレア
2621 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
10:45 500 +0.8
-2 h 527 -0.2
-4 h 524 -0.9
-6 h 528 -1.5
-8 h 540 +0.4
-10 h 556 +2.5
-12 h 573 +0.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
10:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
12/28 0.3 3x10^4
12/27 0.4 4x10^4
12/26 0.4 4x10^4
12/25 0.4 5x10^4
12/24 0.4 5x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/23 10:39 太陽風は700km/秒に速度が上がっています。磁気圏の活動も続いています。
2016/12/24 12:48 700km/秒の高速太陽風が続いてます。太陽は無黒点になっています。
2016/12/25 14:24 太陽風の速度は600km/秒に下がり、高速風は後半に入っているようです。
2016/12/26 13:41 太陽風の速度は再び700km/秒に高まっています。
2016/12/27 13:55 太陽風の速度は下がり始めていますが、現在も600km/秒台の高速風です。
最新のニュース

2016/12/28 10:51 更新
太陽風の速度は500km/秒に下がり、高速風は終わりに近付いています。

担当 篠原

太陽風速度の低下は続き、昨日は600km/秒台だった太陽風は、
現在はちょうど500km/秒まで下がっています。
値としてはまだ高速の状態ですが、
この後もこのまま下がっていきそうです。
太陽風の磁場強度も3nTに下がっていて、
この変化も高速風の終わりに良く見られることです。

磁場の南北成分は、南北両方に変化していますが、
変化の値は小さくなり、磁気圏への影響は弱くなっています。
AE指数のグラフも、変化は連続していますが、
300nT程度の小さいものばかりになっています。
高速太陽風の終わりとともに、
磁気圏も穏やかになっていくでしょう。

SDO衛星AIA193の太陽写真を見ると、
太陽の中央部にコロナホールがあります。
1周期前(27日前)はまだ小さかったコロナホールが(1枚目の図)、
この1回転の間に広がったようです。

このため、3〜4日後の12月31日、1月1日あたりに、
太陽風の高まりがやって来るかもしれません。
この変化は前周期の太陽風には見られなかったもので、
今回どのように推移するか注目して下さい。
新年を飾るオーロラの活動になるかもしれません。


太陽は、2621黒点群は早くも小さくなっています。
Bクラスの小さい活動は起きていますが、太陽は穏やかです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
GOES15、GOES13ともに10,000を超えています。
しかし、値としては下がり始めています。



2周期前(54日前)、1周期前(27日前)、現在のコロナホールの様子。SDO衛星AIA193。
(c) SDO (NASA)、作図:宇宙天気ニュース


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。