宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/12/19 13:12 更新 太陽風はやや低速に下がっています。高速太陽風の到来が近づいています。 担当 篠原 昨日、450km/秒にやや高まった太陽風の速度は、 昨夜遅くから低下を始めて、350km/秒まで下がり、 低速の風に戻りました。 現在も、370km/秒とやや低速の状態です。 今回の高まりは、太陽風の一時的な変化だったようです。 一方、SDO衛星AIA193では、 コロナホールの先頭は、太陽の西側の半分程度まで進んでいて、 影響が及び始める目安の位置に達しています。 27日周期の図でも、 前周期の変化を見ると、 太陽風の高まりはこれから始まりそうです。 引き続き、太陽風の磁場強度、速度の変化に注目してください。 磁気圏では、小規模の活動が続いています。 AE指数は、300nT前後の変化が続いています。 太陽は、中央部に3619黒点群が発生しています。 X線のデータは静かで、太陽は全体としては穏やかです。 SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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