宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/12/17 13:41 更新 太陽風は低速の風に変わっています。太陽は無黒点の様です。 担当 篠原 太陽風の速度は、更に下がって、 340km/秒と低速の風になっています。 磁場強度も、4nTから3nTに少し下がり、 やや弱くなっています。 磁気圏は静穏で、AE指数はほとんど変化がありません。 その中で、200nTくらいの小さい変化が発生している、 世界時16日22時頃のオーロラの様子を、 ノルウェー・スバールバル島の全天カメラの動画で紹介します。 満月過ぎの明るい月と薄い雲がかかっていますが、 空全体をオーロラが飾っています。 SDO衛星AIA193を見ると、 コロナホールの先頭(右端)は、 太陽の西側(右側)に進んでいます。 次の太陽風の高まりも近づいているようです。 太陽は、黒点が見えないままです。 X線グラフは、小さい変化が起きていますが、 西に沈んで行った領域で主に起きていた変化です。 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES15(青線)もちょうど10,000程度に下がってきました。 (c) 国立極地研究所、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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