宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:07)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子がやや強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/18 --- ---
12/17 --- ---
12/16 --- ---

黒点 12/18 (NOAA)
磁場 フレア
なし --- --- ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:55 438 -1.0
-2 h 438 -0.5
-4 h 423 -3.2
-6 h 376 +3.4
-8 h 371 -1.8
-10 h 394 -0.8
-12 h 391 -1.8

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 7x10^2
12/18 0.4 7x10^3
12/17 0.4 1x10^4
12/16 0.5 1x10^4
12/15 0.6 1x10^4
12/14 0.4 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/13 07:41 太陽風は高速ですが、520km/秒まで速度が下がりました。
2016/12/14 14:37 太陽風は500km/秒台を保っていますが、これから下がっていきそうです。
2016/12/15 12:44 太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。
2016/12/16 13:07 太陽風は平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。太陽は無黒点に近くなっています。
2016/12/17 13:41 太陽風は低速の風に変わっています。太陽は無黒点の様です。
最新のニュース

2016/12/18 13:07 更新
太陽風が少し強まって、磁気圏の活動も少し高まっています。

担当 篠原

昨夜から今朝にかけて、太陽風の磁場強度が、
3nTくらいから10nTに強まる変化が発生しました。
その後少し下がって、現在は6nTです。

この変化とともに、速度もゆっくりと上がって、
350km/秒の低速風から、
現在は450km/秒とやや高速になりかけています。

SDO衛星AIA193の太陽写真では、
北半球の低緯度域のコロナホールは、
太陽の西側へ進んでいます。
この領域の影響が及び始めているのかもしれません。
太陽風はこのまま強まって行くのか、引き続き注目して下さい。


太陽風磁場の南北成分は、
磁場の強まり以降、
南向きにやや大きく振れるようになっています。
このため、磁気圏の活動もやや高まっているようで、
AE指数は、200〜300nTの小規模の変化が
連続するようになっています。

今後の太陽風の高まりによって、
磁気圏の活動も強まる可能性があります。
オーロラのライブカメラで、
きれいなオーロラを観望できるかもしれません。


太陽は、ほぼ無黒点の状態が続いています。
X線のグラフも変化はなく、穏やかな状態が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
太陽風の変化の影響で、大きく減少しています。



SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。