宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (12:44)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/15 --- ---
12/14 --- ---
12/13 --- ---

黒点 12/15 (NOAA)
磁場 フレア
2617 4 β ---
2618 1 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
12:37 424 +0.1
-2 h 439 -0.2
-4 h 455 -0.8
-6 h 456 +0.8
-8 h 445 +1.2
-10 h 462 -0.5
-12 h 465 +3.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
12:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 8x10^3
12/15 0.6 1x10^4
12/14 0.4 1x10^4
12/13 0.4 2x10^4
12/12 0.4 4x10^4
12/11 0.4 3x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
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太陽風 7日 (ACE)
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/10 14:42 600km/秒台の高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
2016/12/11 09:36 C4.0の小規模フレアが発生しました。高速太陽風は600km/秒台を保っています。
2016/12/12 08:22 高速の太陽風は続いていますが、速度は下がり始めました。
2016/12/13 07:41 太陽風は高速ですが、520km/秒まで速度が下がりました。
2016/12/14 14:37 太陽風は500km/秒台を保っていますが、これから下がっていきそうです。
最新のニュース

2016/12/15 12:44 更新
太陽風は平均的な状態に戻っています。太陽は穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、500km/秒を割ってゆっくりと下がり、
現在は、430km/秒と平均的な速さに戻っています。
磁場強度も、4〜5nTと平均的な状態です。

12月8日頃に始まった高速太陽風の領域は、
一週間ほど続いて、通り過ぎました。

磁気圏は、基本的には穏やかです。
AE指数のグラフは、
250nTの小規模の変化が2回発生している程度です。

これからしばらく、穏やかな太陽風が続きそうです。
その一方、SDO衛星AIA193の太陽写真では、
次の高速風をもたらすコロナホールが、
太陽の東側に姿を現しています。

先頭(右端)の部分は、
明日には太陽の中心線に達しそうです。
4〜5日後くらいから、太陽風は再び強まる可能性があります。
これから見えてくるコロナホールの広がりに注目して下さい。


太陽は、北西(右上)の新しい黒点に、
2618群と番号がついています。

X線のグラフに目立った変化はなく、
太陽は、静かな状態が続いています。


放射線帯の高エネルギー電子は、
10,000付近で推移しています。
太陽風が平均的な状態に戻ったので、
ゆっくりと減少が続くでしょう。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。