宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/12/13 07:41 更新 太陽風は高速ですが、520km/秒まで速度が下がりました。 担当 篠原 太陽風は高速の風が続いていますが、 速度は低下が続いて、520km/秒まで下がりました。 27日周期の図の前周期と同様の推移になっています。 このまま下がって、 今日のうちに平均的な速度に戻りそうです。 磁場強度は、5nTと平均的な値で推移しています。 南北成分は、北寄りに傾向が変わっています。 このため、磁気圏の活動は弱くなり、 AE指数のグラフは、目立った変化はなくなっています。 SDO衛星AIA193の太陽写真は、 小さいコロナホールが所々に見えるだけです。 この後、太陽風は穏やかな状態がしばらく続くでしょう。 太陽は、北西(右上)の黒点に、 2617黒点群と番号が付いています。 X線グラフに変化はなく、太陽は穏やかです。 放射線帯の高エネルギー電子は、 10,000を超えた状態が続いています。 増加は止まっていて、今後は低下に向かうでしょう。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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