宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (09:36)
今日、C4.0の小規模フレアが発生しました。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
放射線帯電子が非常に強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/11 01:45 C4.0
12/10 --- ---
12/ 9 --- ---

黒点 12/10 (NOAA)
磁場 フレア
2615 2 α C4

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
09:25 640 +0.6
-2 h 642 -0.9
-4 h 652 -1.1
-6 h 658 -0.7
-8 h 634 +0.8
-10 h 667 -0.6
-12 h 666 +1.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
09:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 2x10^4
12/11 0.4 3x10^4
12/10 0.4 5x10^3
12/ 9 0.5 3x10^3
12/ 8 0.4 1x10^3
12/ 7 0.4 8x10^2

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
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AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
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情報ページ
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これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/ 6 12:51 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏も概ね静穏です。
2016/12/ 7 13:40 太陽風は低速です。高速太陽風の回帰が近づいています。
2016/12/ 8 14:21 太陽風の高まりが始まりました。現在はやや高速の状態です。
2016/12/ 9 13:23 600km/秒台の高速太陽風が到来しています。磁気圏も活動的です。
2016/12/10 14:42 600km/秒台の高速の太陽風が続いています。磁気圏も活動的です。
最新のニュース

2016/12/11 09:36 更新
C4.0の小規模フレアが発生しました。高速太陽風は600km/秒台を保っています。

担当 篠原

太陽の西の端に没した2615黒点群で、
深夜、11日2時(世界時10日17時)に、
C4.0の小規模フレアが発生しました。
SDO衛星AIA131による動画を掲載します。

動画を見ると、フレアは太陽の端の向こう側で発生しています。
このため、実際のフレアの規模は、
これよりも大きかった可能性があります。

地球側の太陽面には、黒点は見られず、
穏やかな状態です。


太陽風は、680km/秒から640km/秒へ少し速度が下がっていますが、
依然、高い速度の風が続いています。
磁場強度は、5nTから4nTに少し下がっているようです。

磁気圏は活動的な状態が続いていて、
AE指数は500nT前後の中規模の変化が、頻繁に発生しています。

27日周期の図を見ると、
前周期の高速風は、11月15日から本格的な低下が始まっています。
今回も、明日くらいから速度の低下が始まるでしょうか。


放射線帯の高エネルギー電子が増加して、
10,000に達する変化をしています。



西の端に没した2615黒点群で発生したC4.0のフレア。SDO衛星AIA131。
(c) SDO(NASA)、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真
(c) SDO (NASA)



GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。