宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/12/ 8 14:21 更新 太陽風の高まりが始まりました。現在はやや高速の状態です。 担当 篠原 太陽風の変化が到来し、速度が高まっています。 太陽風の磁場強度が、昨夜くらいから10nTに強まり、 8日4時(世界時7日19時)には、20nT近くまで高まりました。 それとともに速度も上昇を始め、 350km/秒と低速だった太陽風は、 一気に550km/秒の高速状態に高まりました。 その後、磁場強度は10nTにやや下がり、 速度も、480km/秒とやや高速程度になっています。 27日周期の図を見ると、 前周期の太陽風も、11月10〜11日に一段高まって、 12日以降更に強まるという変化をしています。 今回も、最初の高まりが到来したところかもしれません。 現在も磁場強度は強まっていることから、 今後の変化に注目して下さい。 太陽風磁場が強まって、 南北成分も大きく南北に変化しています。 このため、磁気圏の活動もある程度高まっていて、 AE指数は、500nTの中規模の変化が続いています。 極域では、オーロラがにぎやかに発生しているのではないでしょうか。 SDO衛星AIA193では、 北半球に伸びるコロナホールが、太陽の中央部に達しています。 ここから地球に向かって、 速度の高い太陽風が吹き出しているところです。 来週の月曜日くらいにかけて、太陽風の高まりが続きそうです。 太陽は、唯一見えている2615黒点群が、西の端に近づいています。 東の端に活動的な部分は見られず、 この後、無黒点になるかもしれません。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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