宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (13:23)
太陽フレアは静かです。
太陽風の速度が高くなっています。
磁気圏の最新データがありません。
太陽放射線と放射線帯電子はともに静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 9 --- ---
12/ 8 --- ---
12/ 7 --- ---

黒点 12/ 9 (NOAA)
磁場 フレア
2615 4 β ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
13:15 614 +1.2
-2 h 654 +4.0
-4 h 672 +1.3
-6 h 672 -0.9
-8 h 643 -2.6
-10 h 646 +0.2
-12 h 597 +1.0

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
13:30 - -/ -
-2 h - -/ -
-4 h - -/ -
-6 h - -/ -
-8 h - -/ -
-10 h - -/ -
-12 h - -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.2 7x10^2
12/ 9 0.4 1x10^3
12/ 8 0.4 1x10^3
12/ 7 0.4 8x10^2
12/ 6 0.5 4x10^3
12/ 5 0.5 1x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
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Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/12/ 4 11:36 太陽風の速度は300km/秒まで低下しています。磁気圏も穏やかです。
2016/12/ 5 13:50 太陽風は低速ですが、磁場がやや強まっています。11月の黒点相対数は 21.4 でした。
2016/12/ 6 12:51 太陽風は低速の状態が続いています。磁気圏も概ね静穏です。
2016/12/ 7 13:40 太陽風は低速です。高速太陽風の回帰が近づいています。
2016/12/ 8 14:21 太陽風の高まりが始まりました。現在はやや高速の状態です。
最新のニュース

2016/12/ 9 13:23 更新
600km/秒台の高速太陽風が到来しています。磁気圏も活動的です。

担当 篠原

太陽風の速度は、
昨日のニュースの直後に、580km/秒に上がり、
更に今日に入るともう一段高まって、680km/秒に達しました。
半日ほど経過した昼前に、速度は少し下がりましたが、
現在も600km/秒と高速の状態が続いています。

27日周期の図を見ると、
速度の上がり方がやや早くなっていますが、
前周期と同様の推移になっています。

太陽風の磁場強度は、
10nTから7nTくらいに少し下がっています。
南北成分は、0nT付近で南北に変化をしていますが、
まとまった南向きの変化はあまり見られません。

このため、磁気圏の活動も、
AE指数で1000nTに達する大きな変化も起きていますが、
全体的には500nT弱と少し控えめです。

世界時8日8〜13時のオーロラの様子を、
アラスカ・フェアバンクスの動画で紹介します。
AE指数は500nTの変化になっていて、
オーロラはにぎやかですが、
激しいというほどの活動ではないようです。

SDO衛星AIA193では、
コロナホールは最後の部分が太陽の中央線に達しています。
このため、高速の太陽風は、この後も4日程度続きそうです。
27日周期の図の前周期の変化も同様です。


太陽は、2615黒点群が西の端に近づき、
このまま無黒点になるかもしれません。
X線グラフも目立った変化はなく、太陽は穏やかです。




アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時9日8〜13時に撮影されたオーロラ。
(c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース)


SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC




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篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。