宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。 |
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2016/12/ 9 13:23 更新 600km/秒台の高速太陽風が到来しています。磁気圏も活動的です。 担当 篠原 太陽風の速度は、 昨日のニュースの直後に、580km/秒に上がり、 更に今日に入るともう一段高まって、680km/秒に達しました。 半日ほど経過した昼前に、速度は少し下がりましたが、 現在も600km/秒と高速の状態が続いています。 27日周期の図を見ると、 速度の上がり方がやや早くなっていますが、 前周期と同様の推移になっています。 太陽風の磁場強度は、 10nTから7nTくらいに少し下がっています。 南北成分は、0nT付近で南北に変化をしていますが、 まとまった南向きの変化はあまり見られません。 このため、磁気圏の活動も、 AE指数で1000nTに達する大きな変化も起きていますが、 全体的には500nT弱と少し控えめです。 世界時8日8〜13時のオーロラの様子を、 アラスカ・フェアバンクスの動画で紹介します。 AE指数は500nTの変化になっていて、 オーロラはにぎやかですが、 激しいというほどの活動ではないようです。 SDO衛星AIA193では、 コロナホールは最後の部分が太陽の中央線に達しています。 このため、高速の太陽風は、この後も4日程度続きそうです。 27日周期の図の前周期の変化も同様です。 太陽は、2615黒点群が西の端に近づき、 このまま無黒点になるかもしれません。 X線グラフも目立った変化はなく、太陽は穏やかです。 アラスカ、フェアバンクス近くのPoker Flatで、世界時9日8〜13時に撮影されたオーロラ。 (c) 情報通信研究機構、(動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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