宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです)

Supported by KNCT  
太陽フレア・磁気嵐・オーロラ活動など、宇宙天気の最新情報をお知らせするページです。

ニュース発行時の
宇宙天気概況

Y. Obana
最新状況 (11:36)
太陽フレアは静かです。
太陽風は速度、南向き磁場ともに静かです。
磁気圏は静かです。
放射線帯電子が強くなっています。太陽放射線は静穏です。

フレア (GOES)
発生日 JST 検出
12/ 4 --- ---
12/ 3 --- ---
12/ 2 --- ---

黒点 12/ 4 (NOAA)
磁場 フレア
2612 4 β ---
2614 2 β ---
2615 14 β ---
2616 2 α ---

太陽風 (DSCOVR)
時刻
JST
速度
km/s
南北磁場
nT
11:25 296 -1.2
-2 h 299 -1.4
-4 h 304 -0.1
-6 h 308 -0.2
-8 h 313 -0.1
-10 h 316 -0.8
-12 h 320 -0.5

磁気圏 (NICT)
時刻
JST
環電流
nT
沖縄擾乱
nT
11:30 0 -/ -
-2 h 0 -/ -
-4 h 0 -/ -
-6 h 0 -/ -
-8 h 0 -/ -
-10 h 0 -/ -
-12 h 0 -/ -

放射線 (GOES)
時刻
JST
プロトン
10MeV
電子
2MeV
最新 0.1 6x10^3
12/ 4 0.3 1x10^4
12/ 3 0.4 1x10^4
12/ 2 0.4 2x10^4
12/ 1 0.4 3x10^4
11/30 0.4 4x10^4

静か 激しい 非常に


















リアルタイムデータ
27日周期短期 (swnews)
黒点動画 (SDO)
X線5分1分 (GOES)
X線写真動画 (GOES)
SolarMonitor (TCD)
Latest Events (SolarSoft)
AIA193動画 (SDO)
AIA304動画 (SDO)
AIA131動画 (SDO)
EIT195 (SOHO)
EIT284 (SOHO)
LASCO C2 (SOHO)
LASCO C3 (SOHO)
STEREO (STEREO)
太陽風 1日 (DSCOVR)
太陽風 7日 (DSCOVR)
太陽風 1日 (ACE)
太陽風 7日 (ACE)
セクター構造 (NICT)
太陽放射線 (GOES)
衛星磁場 (GOES)
衛星電子 (GOES)
衛星環境 (GOES)
衛星電子予測 (JAXA)
Dst予測 (NICT)
AE指数 (NICT)
AE指数 (京都大学)
Dst (京都大学)
地上磁場 (NICT)
シベリア磁場 (NICT)
Live!オーロラ (遊造)
昭和基地カメラ (NIPR)
TromsoLongyear...
Alaska (SALMON)
Canada (CSA)

情報ページ
宇宙天気用語集
宇宙天気日報
宇宙天気臨時情報
NICT宇宙天気情報センター
Space Weather Prediction Center
これまでの経過 (過去のニュースの 閲覧全リスト)
2016/11/29 13:47 高速太陽風は終わりに近づいています。ニュージーランドのオーロラをどうぞ。
2016/11/30 13:38 Mクラスのフレアが2回発生しました。Mクラスは4か月ぶりです。
2016/12/ 1 13:49 2615黒点群の活動は弱まっています。アラスカのオーロラをどうぞ。
2016/12/ 2 14:08 太陽風に小さい変化が到来しました。再び、アラスカのオーロラをどうぞ。
2016/12/ 3 10:23 太陽風は320km/秒と低速になっています。太陽も穏やかです。
最新のニュース

2016/12/ 4 11:36 更新
太陽風の速度は300km/秒まで低下しています。磁気圏も穏やかです。

担当 篠原

太陽風の速度は、320km/秒から300km/秒へ低下して、
太陽風は一段と遅い風になっています。
磁場強度も、2nTに弱まっています。

磁場の南北成分は、南寄りの傾向になっていますが、
振れ幅は小さく、速度も遅くなっているため、
磁気圏の活動は小規模で、
AE指数は、100〜200nTの小さい変化が見られる程度です。

SDO衛星AIA193では、太陽の南半球のコロナホールが、
太陽の中央近くまで進んできました。
明日くらいに、低緯度域のコロナホールが中央線に達しそうなので、
4日後くらいから太陽風は強まり始めるかもしれません。


太陽は、2612黒点群と2615黒点群が見えるだけになっています。
X線グラフで小さいフレアが起きていますが、
中央部の2615群で起きているようです。


放射線帯の高エネルギー電子は、
青線のGOES15は、10,000を保っていますが、
赤線のGOES13は、割っています。
引き続き、低下していくでしょう。




SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子
(c) SDO (NASA)



SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。
(c) SDO (NASA)



DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分)
および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線)
(c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース



リアルタイムAE指数
下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。
(c) 京都大学, NICT



27日の太陽周期に合わせたデータプロット
太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。
(c) 作図:宇宙天気ニュース
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
太陽X線
○はM以上
太陽風速度
km/sec
セクター
φ (度)
IMF Bz,Bt
nT
沖縄変動
nT
沖縄短期変動
nT
静止軌道電子
/cm^2 s sr
GOES衛星の太陽X線データ
(c) NOAA/SWPC



GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化
(c) NOAA/SWPC




  宇宙天気ニュースは、
  鹿児島工業高等専門学校にWebサーバを設置しています。

このニュースについて、コメントなどがありましたら、
篠原 学( shino@kagoshima-ct.ac.jp )宛てお知らせ下さい。