宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/11/28 14:10 更新 太陽風の速度は520km/秒に下がり、高速風は終わりに近づいているようです。 担当 篠原 太陽風の速度は、520km/秒に下がっています。 高速の風は続いていますが、終わりが近づいているようです。 27日周期の図では、前周期はもう一日高速風が続きました。 今回も同じくらいで終わりそうです。 太陽風の磁場強度は、4〜5nTと平均的な状態です。 南北成分は、0nT付近で南北に小さく変化をしています。 磁気圏の活動も規模が次第に小さくなり、 AE指数は、300nT前後の変化になっています。 高速風が通り過ぎると、しばらく穏やかな状態が続きそうです。 太陽は、西側(右側)に、2613黒点群が発生しています。 X線グラフは、小さい変化が発生する様になっていますが、 東端(左端)に活動的な領域があるようです。 この後、黒点が現れるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は、増加は止まり、 2つの衛星ともに10,000を超えた状態で安定しています。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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