宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/11/27 13:05 更新 太陽風は650km/秒の高速風が続いています。磁気圏の活動は次第に弱まっています。 担当 篠原 太陽風は、650km/秒の高速状態が続いています。 昨日と比べると、低下の傾向が見られます。 一方、磁場強度は、5nTと平均的な値が続いています。 太陽風磁場の南北成分は、 0nTを挟んで小さく南北に変化する程度です。 磁気圏への影響は次第に小さくなっていて、 AE指数は、500〜700nTの中規模の変化が 中心になっています。 27日周期の図では、前周期の速度は、 今日に当たる10月31日から、500km/秒に下がっています。 今回はどこまで600km/秒台が続くでしょうか。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 太陽の中央から東側(左側)にかけて、 コロナホールは特に見られません。 今回の高速風が通り過ぎた後は、 しばらく、穏やかな太陽風になりそうです。 太陽は、特に変化は見られず、 静かな状態が続いています。 放射線帯の高エネルギー電子は、 GOES13(赤線)も10,000を超えて高まっています。 更に増加して、 GOES15(青線)は、100,000に達するでしょうか。 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC GOES衛星による、静止衛星軌道における高エネルギー電子の変化 (c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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