宇宙天気ニュース (これは過去のニュースです) |
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2016/11/18 14:35 更新 太陽は穏やかです。太陽風も平均的な状態で、磁気圏も穏やかです。 担当 篠原 15日から17日にかけて、SOHO衛星の写真で、 小型の彗星が太陽に接近する様子が見られました。 LSDCO C3とC2による動画を掲載します。 この写真では、彗星は最接近付近で消えてしまったように見えます。 その太陽では、東端の黒点に2611群と番号が付きました。 X線グラフに目立った変化はなく、 太陽は穏やかな状態が続いています。 太陽風は、速度400km/秒、磁場強度4nTと、 平均的な状態で安定しています。 磁気圏も穏やかで、AE指数は目立った変化はありません。 SDO衛星AIA193の太陽写真では、 南半球の小型のコロナホールが、西側に半分ほど進み、 地球に影響が及び始める目安の位置に達しています。 この後の太陽風に、弱い変化が見られるかもしれません。 また、北半球のコロナホールも、 太陽の中心線に達しようとしています。 こちらの影響も、3日後くらいから始まるかもしれません。 前周期の様な低緯度域の広がりがなくなって、 どのような太陽風の到来になるでしょうか。 放射線帯の高エネルギー電子は減少が続き、 赤線のGOES13は、10,000を割っています。 今日、18日の午後から19日にかけて、 高専のネットワークが、工事のため停止します。 このため、最新情報の更新もしばらく停止します。 (c) SOHO (ESA & NASA)、 (動画加工 : 宇宙天気ニュース) SDO衛星のAIA193カメラによる太陽コロナの様子 (c) SDO (NASA) SDO衛星による太陽の可視光写真。マウスの矢印を写真に重ねると、黒点番号付きの写真に切り替わります。 (c) SDO (NASA) GOES衛星の太陽X線データ (c) NOAA/SWPC DSCOVRが観測した太陽風の磁場(1番上の枠、黒線は全体の強度、赤線は南北成分) および、太陽風の密度(3番目の紫線)、速度(4番目の青線) (c) データ:NOAA/SWPC、作図:宇宙天気ニュース リアルタイムAE指数 下段のAEグラフの値が高くなると、オーロラ活動が活発化しています。 (c) 京都大学, NICT 27日の太陽周期に合わせたデータプロット 太陽が同じ面を地球に向けていた27日前の変化から、今後を予想することができます。 (c) 作図:宇宙天気ニュース
(c) NOAA/SWPC | ||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||||
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